2005年11月20日

金閣寺平成の茶室〜棟梁 木下孝一氏

変換 〜 DSCF3359.jpg
金閣寺平成の茶室を建築された「数寄屋研究所 心傳庵 棟梁 木下孝一氏」の特別講演を聴いてきました。
金閣寺を造営した足利3代将軍・義満公。平成19年に600年を迎える。この節目の時を迎えて,大本山相国寺管長であり、金閣寺・銀閣寺住職の有馬頼底(らいてい)老師は金閣寺の茶室「常足亭」の再建を決意、当代随一の数寄屋建築棟梁・木下孝一氏に依頼し、平成16年、見事に完成しました。
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posted by 袋谷 at 15:44| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

伝統構法

DSCF3070.JPG
伝統構法でやっている滋賀県にある「川村工務店」に行ってきました。
伝統構法・自然素材・合板ゼロ・土壁塗り・エアコン無し・国産材(地域材)・とにかく太い材・風が流れる・薪ストーブ・木製サッシを作る・家具を作る・オリジナル床暖房・通気工法・そして、玉石による基礎、金物は出来る限り少なくする。といった考えで今、川村さんご自分の自宅を建築されています。

「許容応力計算法によるとたくさんの筋交いや構造用金物、合板等が必要となり、それにたよった家作りとなります。このことは先人の知恵による家作りとどんどんかけ離れ、本来の職人の持つ技術は不必要となり、失われつつあります。限界耐力計算法で家作りを考えると、筋交い・金物等は不用となり、手仕事の復権はもちろんの事、自然の理にかなった伝統構法で、ねばり強く丈夫な家作りが可能です。」と現場には看板が掲げられています。

もう既に今年1年分のお客さんの予約はいっぱいという状況で、実に喜ばしい話です。しかも全国から大工さん志望の若い方が、ただで働かせて欲しいと押し寄せてきているという状況です。設計事務所のお仕事もするとのことですが、図面中に「プレカット可」という文字があるとお断りするという徹底振り。
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posted by 袋谷 at 21:02| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

木材食害性昆虫の生態

京都大学生存圏研究所に行って参りました。木材食害性昆虫の生態や木材劣化生物を用いた環境修復と新規エネルギーの創成、極限状態における木材の劣化等を研究されている京都大学博士(農学部)吉村剛助教授の研究室を訪れました。

研究室には様々な国から送られてきた木が並べられており、1つ1つシロアリの食害についての実験を行われています。シロアリに強い木はヒバがありますが、豪州ヒノキ(サイプレス)も強いことがわかりました。ヒノキ、スギも白身の木の辺材は食べますが、赤身の心材は残っています。地下には飼育実験として5000万匹もいる中で研究されています。

集成材の接着剤の部分は強いかと思いましたが、全く効果無く食べられていました。その他にシロアリはアルミの板や断熱材も食べることがわかり、最近よく見られる炭パウダーや塗料において、炭単体では全く効かないこともわかりました。シロアリは元々暖かい地方に多く存在し、沖縄県では木造の建物は既にほとんど無く、鉄筋コンクリート造だということです。本州も温暖化によって徐々に北東方向へ進出し、イエシロアリは静岡県まで達しています。

あと驚いたのですが、土に接していない部分に空中に渡り歩くことができる「空中蟻道」というのもシロアリ自身が構築できるということです。


シロアリ実験飼育室 シロアリ

京都大学生存圏研究所のホームページ

居住圏環境共生分野研究室のホームページ
posted by 袋谷 at 16:47| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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