2006年03月26日

寝室が危ない

住宅に住んでいて一日の中で最も長く居る部屋として「寝室」が挙げられます。

かならずしも、ベットのある部屋とは限らず、畳に直接ふとんを敷いて寝るのもあります。畳には防虫シートが必ずついてあり、フェニトロチオンやフェンチオンといった農薬にも使用される防虫剤が含まれて居ます。こまめに寝室を掃除される方にとっては必ず窓を開けて換気を良くして掃除することをお勧めします。閉め切って掃除機だけで済ませると、空気中にダニの死骸やほこりが舞い上がり、また時間がたって床に落ちるので、アレルギーの方なら、できればベッドに寝ることをお勧めします。当然、ふとんや寝具も手入れが必要です。3年以上使用しているふとんには、数十万匹のダニ(死骸も含む)がいて当たり前だといわれています。寝具の掃除も忘れてはいけません。しかし寝具の中にも防虫・防ダニ加工された製品が多いので、注意が必要です。枕は呼吸器に一番近いので、特に注意が必要で、枕の中身は洗えるものでホコリが出ないもの、例えばパイプなどがベストです。そば殻、羽毛、羊毛、スポンジ等はやめた方が良いでしょう。

防虫剤には、主成分別に、樟脳(しょうのう)、パラジクロロベンゼン、ナフタリン、エムペントリンの4つの種類がありますが、その中のパラジクロロベンゼンは、動物実験で肝臓及び腎臓等への影響が指摘されている揮発性有機化合物の1種で、厚生労働省では、健康に生活する目安として室内濃度指針値を定めています。

またクローゼットや押入れ、たんすの中にはクリーニングに出した衣類が保存されています。
衣服に残留していたドライクリーニング溶剤による皮膚障害多く、衣服をドライクリーニングに出したときは必ず着用前に乾燥させてください。ビニール袋に入ったままにしておくと、日数が経過しても溶剤が残っている場合がありますので、必ずビニール袋から出して、乾燥させてください。新しく買ったシャツや下着なども全て防虫処理されていますので、同様です。

クローゼットの扉の下には床との隙間が開いています。これは、押入れに比べて湿気がこもらず、換気がしやすいのですが、その反面、今まで言ってきたように、防虫剤や残留化学物質が絶えず、この隙間から染み出してきています。恐ろしいのはこの空気を寝室で就寝している間、あなたの肺がフィルターとなっていることです。これを思うと寝室は非常に危険な部屋だと言うことはおわかりでしょうか。すぐできることはクローゼットに向けて頭を上にせず、足の方向に変えることです。

こういった常時換気するものとして、新築であれ、リフォームであれ、24時間換気は必ずつけましょう。

押入れの中やクローゼットの中は見えないから、合板でも良いかという安易な考えもやめましょう。湿気を調湿する意味では、昔から押入れの壁はしっくいを塗られてきましたし、合板から化学物質が放散され、衣類に付着しますので、しっくい塗りがお勧めです。
posted by 袋谷 at 16:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | シックハウス関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

ホルムアルデヒドの説明と問題提起
Excerpt: 「ホルムアルデヒド」をわかり易く解説します。 1、化学式 HCHO 厚生労働省
Weblog: シックハウス診断&解決NAVI
Tracked: 2006-10-13 13:55
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。