2006年03月07日

インドネシアの珪化木

珪化木
木質構造シンポジウムに出席するため京都大学生存圏研究所に行ってまいりました。そこで、インドネシアの珪化木なるものを見つけました。よく見ると木の化石です。

珪化木とは・・・
 地層中に埋没した樹幹の細胞中に水に溶けた珪酸が浸透し、年代の経過とともに、樹幹全体が珪酸鉱物によって置換された木材化石の一種です。インドネシアの珪化木は新生代第三紀鮮新世(500万年〜200万年前)の凝灰岩(火山灰が固結した岩石)質の地層から掘り出されたものです。日本では中生代、新生代の地層から見つかっています。

 珪化木に関する古植物学的研究(樹種同定の記載)や地球化学的研究(珪化過程の解明)は古くから数多く報告されています。

・樹種を調べると・・・
珪化木の樹種を調べるには、木口面、柾目面、板目面をダイヤモンドカッターで薄く切り出し、岩石薄片の場合と同じ方法で厚さ0.03mmの薄片を作り、光学顕微鏡で観察し、組織的特徴を調べます。

珪化木の化学成分は・・・
 主成分は岩石と同じように珪酸(SiO2)です。およそ60〜90%を占めています。その他にNa、Mg、Al、Si、P、S、Cl、K、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、As、Se、Br、Rb、Sr、Y、Zr、Hg、Pbが含まれています。
 白い珪化木には炭素がほとんど含まれていませんが、黒い珪化木には600ppmのGa(ゲルマニウム)が含まれています。続きを読む・・・・ジュラシックウッドストーン
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2005年12月16日

ネットショップ開店

この度、ネットショップを開店いたしました。商品のラインナップとしては、鋳物で作ったドアの取っ手や陶器製のスイッチプレート、オーガニックコットンといった体にやさしい素材を中心に販売いたします。 富山県高岡市にある鋳物工房「利三郎」の工房は全て家族の手で営まれています。茶道具の風炉、花入れ、蓋置、香立、香炉を作っていますが、栗本建設工業ではオリジナルのドアノブを作っていただきました。全10種類ありますが、色も5種類ほどありますが、1つ1つが若干色合いも違うような風合いがあります。工房で一つ一つ丹念に作り上げていきます。利三郎の製品は金属なのに、なぜか、人のぬくもりを感じるものばかり。それは職人の心がこもっているから。一度手にとりぬくもりを感じてみませんか?

弥左エ門窯は、有田焼の伝統様式の一つ、金襴手古伊万里様式を主体とした輸出用の大皿、大壷、食器等を生産している窯です。  その製品はGOLD IMARIの名でヨーロッパ、アメリカはもとより、中近東、アフリカまで世界中に輸出しており、今でも全世界の陶磁器愛好家に賞賛されています。  スイッチプレートは全19種類のデザインがあり、とても様々な表情が伺えます。ほんとに手作りという感じがひしひしと伝わってきます。

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2005年09月09日

アスベストは天然素材

 最近、アスベストが世間では問題になっています。私が入社したころは建築業界内ではもう当たり前のように危険有害物質と教育されてきていたのだが、世間ではそこまで認知されていなかったのかということがわかりました。

 私も設計をしていてよく建材を選択する際にメーカーのカタログをよく見ることがあるのですが、「ノンアスベスト」という文字がよく出ていました。私はこのアスベストについてはもう世間では使用することは全く無いものだと思っていましたが、しかし、わが国のアスベストの使用量は、現在でも、年間約20万トンとこの量は、ロシアに次ぎ、中国と第2位を争っているということで衝撃を受けました。

 アスベストとは石綿(いしわた、あるいはせきめん)とも呼ばれます。石綿という名前のとおり、綿のように柔らかな繊維ですが、鉱物の一種で、燃やしても燃えません。アスベストという言葉は、「消すことができない」あるいは「永遠不滅の」という意味のギリシャ語に由来しています。

アスベストは天然素材

 アスベストは天然の鉱物繊維で、火山から噴き出た溶岩が水で冷やされるとき、特殊な条件のもとで、アスベストの結晶が繊維状に成長していくのです。天然素材でも非常に危険なものの代表です。アスベストを、石炭と同じように掘り出して使ってきたのです。アスベストは非常に細い繊維で、1本の繊維の太さは、髪の毛の5000分の1くらいです。熱や薬品に強く、磨耗に耐え、切れにくく、紡いで織ることもでき、しかも非常に安い。こんな便利な繊維はほかにありません。一時は「奇跡の鉱物」とか「天然の贈り物」と呼ばれ、さまざまな用途に使われてきました。ところが、この便利なアスベストの繊維を肺に吸い込むと、20年から50年後にがんになるおそれがあるのです。「奇跡の鉱物」は、同時に「静かな時限爆弾」とも言われます。

 阪神大震災によって大多数の建物が一挙に崩壊したので、阪神地区では一時的にアスベストが浮遊したとも言われています。このアスベストは一旦浮遊すると自然に消えていくことは無いという恐ろしいもの。アスベストを撤去した後の処理はセメント等で固めてしまいます。
posted by 袋谷 at 11:10| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 素材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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