2006年02月12日

玄昌石の床暖房で岩盤浴

今日もまた真新しいものを見てしまいました。
無添加住宅の開発者である秋田氏が自社の事務所で試作しているのですが、オンドル式床暖房に良く似たもので、玄昌石を敷き詰めているフロアの床下にはレンガと炭化コルクがあり、空洞になっている。その空洞の入口からファンヒーターの送風口を連結させてあり、床下には暖かい空気が流れ、玄昌石の面からは遠赤外線効果もある岩盤浴の効果があるという。

私もそこに立ってみると足元からジワーっと暖かいのが伝わってくる。そこから、立ち去った後でも体が足元からジンジン温かい感じが残っていました。当然、先端には空気の出口があるのですが、そこからも温風がでています。

玄昌石からは輻射熱で部屋全体が暖められているので、普通にファンヒーターをつけているよりも数段温かさが増していると思います。この発想を生かせる日もそう遠くは無いはずです。
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posted by 袋谷 at 18:20| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境・省エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

高気密・高断熱住宅だけでいいのか?

高気密・高断熱住宅は言わば宇宙船のような魔法瓶住宅とでも言えると思います。それが、この現代人にうけるのは事実で、個人の住まいの中でのライフスタイルを確立させたいという欲求が強いからだと思います。

昔は集落で住んでいると自分の庭=集落の庭という感じで共有的な存在でした。また、人のつきあいもあり、共同で取り組むと集落自身の環境も向上したというものです。
最近の超高層マンションに人気があるのは外との世界とは関わりを一切もたずに都心の便利なところで見晴らしのいい上空から眺めれるだけでいられるという個人主義なライフスタイルが高い価値として受け止められている証拠だと思います。
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posted by 袋谷 at 17:40| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境・省エネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月02日

無添加住宅の外断熱の家

(株)無添加住宅主催の「無添加住宅の外断熱の家」の見学会に行ってきました。

無添加住宅の標準的な仕様は内断熱ですが、今回断熱材である炭化コルクを壁の外に配置し、その上からしっくい(撥水仕様)を塗る工法です。
さらに、コストがアップするという一般的な考えを一新し、コストも安くする努力を各所で考えられています。今まで常識とされていた建築の工法を180度転換した考えで取り組んでいます。
炭化コルクは空気の浄化作用があるので、室内しか向いていないものとばかり思っていたものを外部にもってくるという発想の転換が一例だと思います。
外側に断熱材がくるということはサッシの形状も異なりますが、それもサッシメーカーと共同で開発しています。
posted by 袋谷 at 13:42| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

結露は意外なところに起こっている

 日ごろ私たちが目にしている結露といえば、冬場サッシのガラス面に水滴がボトボト落ちる様子を見かけますが、家庭内では結露している部分はまだ他にたくさん見えないところで起こっています。見えるところが一番気になるのでサッシの水滴が悪者になりがちなのですが、これは大きな間違いです。水滴がボトボト落ちてサッシの枠が濡れ、腐ってくるところまでいくと重症ですが、これよりももっと重要視しなければならないところがあります。

それは外部から見ることが出来ない壁の中です。近年の建物は高気密・高断熱というのが当たり前になってきているので、空気の流通が非常に悪く、外部と内部の空気の流通は換気に頼るしかありません。

建築基準法改正で各部屋に常時換気扇を取り付けるよう義務付けられましたが、部屋の中の空気は換気しますが、壁の中までは換気しづらく、根本的な解決になっていません。

 そして一戸建て住宅や特にマンションは外壁部に防水効果のあるアクリル系塗料や吹付、防水材の塗布、樹脂系接着剤のような化学物質を使用しているので外壁面全体がコーティングされており、内部の空気と外部の空気の流通ができません。マンションの陸屋根の場合も同様にアスファルト系やシートで完全防水しますので、空気の流通はできません。しかも、使用される材料も、新建材が多く用いられ、昔の木造の家屋に比べ、吸湿性が悪くなってきているのも一因と思われます。

 そこで部屋の湿気が壁面に付着し、これが結露となって壁の中を湿気の溜まり場にしてしまいます。そこに適度な温度になるとカビが発生し、見えない部分にこびりつき、室内の空気がカビ菌で汚染されているわけです。最近の内装は石こうボートに壁紙をよく使用していますが、この石こうボードの裏などにカビはよく存在します。リフォーム工事などで壁を解体するとよく黒カビが見えることがあります。

 外部の壁なども同様にカビが発生する場合があります。これは無機質の壁材に見えて意外と塗料や吹付材に有機質系の添加剤を混入されていることがあるからです。カビは特に有機物に生えやすいのです。続きを読む
posted by 袋谷 at 14:19| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | シックハウス関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

ネットショップ開店

この度、ネットショップを開店いたしました。商品のラインナップとしては、鋳物で作ったドアの取っ手や陶器製のスイッチプレート、オーガニックコットンといった体にやさしい素材を中心に販売いたします。 富山県高岡市にある鋳物工房「利三郎」の工房は全て家族の手で営まれています。茶道具の風炉、花入れ、蓋置、香立、香炉を作っていますが、栗本建設工業ではオリジナルのドアノブを作っていただきました。全10種類ありますが、色も5種類ほどありますが、1つ1つが若干色合いも違うような風合いがあります。工房で一つ一つ丹念に作り上げていきます。利三郎の製品は金属なのに、なぜか、人のぬくもりを感じるものばかり。それは職人の心がこもっているから。一度手にとりぬくもりを感じてみませんか?

弥左エ門窯は、有田焼の伝統様式の一つ、金襴手古伊万里様式を主体とした輸出用の大皿、大壷、食器等を生産している窯です。  その製品はGOLD IMARIの名でヨーロッパ、アメリカはもとより、中近東、アフリカまで世界中に輸出しており、今でも全世界の陶磁器愛好家に賞賛されています。  スイッチプレートは全19種類のデザインがあり、とても様々な表情が伺えます。ほんとに手作りという感じがひしひしと伝わってきます。

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posted by 袋谷 at 14:07| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 素材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月20日

金閣寺平成の茶室〜棟梁 木下孝一氏

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金閣寺平成の茶室を建築された「数寄屋研究所 心傳庵 棟梁 木下孝一氏」の特別講演を聴いてきました。
金閣寺を造営した足利3代将軍・義満公。平成19年に600年を迎える。この節目の時を迎えて,大本山相国寺管長であり、金閣寺・銀閣寺住職の有馬頼底(らいてい)老師は金閣寺の茶室「常足亭」の再建を決意、当代随一の数寄屋建築棟梁・木下孝一氏に依頼し、平成16年、見事に完成しました。
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posted by 袋谷 at 15:44| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

伝統構法

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伝統構法でやっている滋賀県にある「川村工務店」に行ってきました。
伝統構法・自然素材・合板ゼロ・土壁塗り・エアコン無し・国産材(地域材)・とにかく太い材・風が流れる・薪ストーブ・木製サッシを作る・家具を作る・オリジナル床暖房・通気工法・そして、玉石による基礎、金物は出来る限り少なくする。といった考えで今、川村さんご自分の自宅を建築されています。

「許容応力計算法によるとたくさんの筋交いや構造用金物、合板等が必要となり、それにたよった家作りとなります。このことは先人の知恵による家作りとどんどんかけ離れ、本来の職人の持つ技術は不必要となり、失われつつあります。限界耐力計算法で家作りを考えると、筋交い・金物等は不用となり、手仕事の復権はもちろんの事、自然の理にかなった伝統構法で、ねばり強く丈夫な家作りが可能です。」と現場には看板が掲げられています。

もう既に今年1年分のお客さんの予約はいっぱいという状況で、実に喜ばしい話です。しかも全国から大工さん志望の若い方が、ただで働かせて欲しいと押し寄せてきているという状況です。設計事務所のお仕事もするとのことですが、図面中に「プレカット可」という文字があるとお断りするという徹底振り。
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posted by 袋谷 at 21:02| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

木材食害性昆虫の生態

京都大学生存圏研究所に行って参りました。木材食害性昆虫の生態や木材劣化生物を用いた環境修復と新規エネルギーの創成、極限状態における木材の劣化等を研究されている京都大学博士(農学部)吉村剛助教授の研究室を訪れました。

研究室には様々な国から送られてきた木が並べられており、1つ1つシロアリの食害についての実験を行われています。シロアリに強い木はヒバがありますが、豪州ヒノキ(サイプレス)も強いことがわかりました。ヒノキ、スギも白身の木の辺材は食べますが、赤身の心材は残っています。地下には飼育実験として5000万匹もいる中で研究されています。

集成材の接着剤の部分は強いかと思いましたが、全く効果無く食べられていました。その他にシロアリはアルミの板や断熱材も食べることがわかり、最近よく見られる炭パウダーや塗料において、炭単体では全く効かないこともわかりました。シロアリは元々暖かい地方に多く存在し、沖縄県では木造の建物は既にほとんど無く、鉄筋コンクリート造だということです。本州も温暖化によって徐々に北東方向へ進出し、イエシロアリは静岡県まで達しています。

あと驚いたのですが、土に接していない部分に空中に渡り歩くことができる「空中蟻道」というのもシロアリ自身が構築できるということです。


シロアリ実験飼育室 シロアリ

京都大学生存圏研究所のホームページ

居住圏環境共生分野研究室のホームページ
posted by 袋谷 at 16:47| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月27日

イチョウ・銀杏にはアレルギー物質が含まれています

この季節、街路樹のイチョウの木が色変わりし、その足元に落ちている銀杏(ぎんなん)が目立ってきました。このイチョウは自分自身を外敵から身を守るために工夫がされています。

イチョウは、イチョウ科、高さ30m、中国原産で、日本にも古くから伝わっています。雄花、雌花は、別株で葉は、種子植物では珍しい又状脈(さじょうみゃく)といって筋が二股に分かれ扇を広げたような形になっていて、筋には、根から吸い上げた水、葉で作られた養分を通る維管束(いかんそく)といわれる細い管(くだ)が見られます。

生命力が強く、一億五千年前より生息し一千年以上も生き長らえ、街路樹(夏に日陰を作り、冬に日当たりをよくする)で知られ、生きた化石といわれます。

種子(銀杏)は古くから食料とされていたが葉が食用とした歴史は浅いが中国では、古くから民間療法としてイチョウの葉を用いていたとも言われています。しかし、葉を直接食べると苦味が感じられ、葉と外種子には、アレルギー物質であるギンコール酸(テルペン類:外敵から身を守る為に備えられた物質)が含まれ、うるしなどのようにかぶれなどの接触性皮膚炎を起こすので素手で触ってはいけません。

 種子(銀杏)は、硬い殻(核)の中の仁(じん)を食用としますが、樹から採取した果実(やわらかい果肉)は、強烈な悪臭(テルペン:皮膚のかぶれをおこす物質で植物の防御作用)があり、それを取り除くために一時土の中に埋め、発酵、分解させて取り除かれます。あらかた白の種子が表われてきたところで良く水洗いし、茶碗蒸し、串刺し、つまみとし、炒って殻をはじかせ透き通る、鮮やかなグリーン色に焼けたものを利用します。長期保存すると仁からの水分が蒸発し味が良くない。量的にたくさん取ることは少ないので期待するほどでもないが主成分は、炭水化物、微量のレスチン、エルゴステリン、カロチン、ビタミンC、ギンコライトを含む。民間療法として去痰、鎮咳、下痢止め、しもやけ、血流改善、頻尿によいとし、柑橘類、かりんとともに薬用に用いられてきました。

また、食用とする種の中身にはビタミンB6の類縁体4-O-メチルピリドキシンが含まれているが、これはビタミンB6に拮抗してGABAの生合成を阻害し、けいれんなどを引き起こします。特に5歳以下、10歳以下の場合には要注意です。大人でも毎日取り続けてはいけないし、20個も食べると危険とも言われ、ビタミンB6が不足がちの人にかかるので、ビタミンB6を摂取すれば症状は治まります。

posted by 袋谷 at 00:16| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

OSAKA DESIGNER'S WEEK 2005

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当社の本社社屋の1階、2階が商業施設「kNot」として2006年春にオープンすることを一般にPRするためのイベントとして、OSAKA DESIGNER'S WEEK 2005(大阪デザイナーズウィーク2005)の特設会場の1つとして使用されます。
参考ホームページ

デザイナーズウィークは優れたデザインを通して「デザイン文化の創造」「デザインビジネスの発展」「次代のデザイナーの育成」を目的に毎秋開催してまいりました。開催4年目を迎える建築都市・大阪では、ショップエキシビジョン、インテリアの展示会「Totteoki展」、大阪を中心に国内外で活躍されているクリエイターのワークショップ「大阪精華小学校跡地デザインスクール」などを展開します。

■ショップエキシビジョン

■クリケン企画1「Totteoki展」

■クリケン企画2「デザイナーズヘイベイ(平米)」

■デザインワークショップ・セミナー

■ミュージックイベント

■デザインフォーラム

■スタンプラリー

■オープンスタジオ

詳細内容を読む
posted by 袋谷 at 10:02| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(3) | 建築ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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